35ppmより下がらない硝酸塩。
コケの大発生およびシアノバクテリアの大発生。
そしてなんとも見苦しい水景(-_-;)
kitakituは底砂内に沈殿している有機物を嫌気性バクテリアが処理しきれず
好気状態の底砂表面やフィルターにより嫌気性バクテリアが好気性バクテリアとして働き
硝酸塩を出し続けているのではないか?と予測しました。
なので丸洗い実行です。

一つ気がかりなのが絶好調のウミキノコ。
購入した時より2倍程度の大きさになっています。
換水や丸洗いをすると水質変化で縮むことが予測されますが
仕方がありません。。。

今回の丸洗いの目的は有機物の除去ですので上澄みのきれいな
飼育水はそのまま活用します。まずは底砂やガラス面のコケを巻き込まないように
上澄みの飼育水だけを抜き取ります。

換水用タンクに25L抜き取りです。

生体避難用の水槽にも20L抜き取りです。

飼育水を抜き取った後の水槽内。
コケとシアノでもうデロデロでございます・・・。

水槽を取り出して丸洗いします。
この茶色の液体を出したかったんですよ(^_^;)
水作プロホースだけでは完全には取れませんからね~。

底砂もお米を砥ぐ様に洗います。結構汚れているものですよ。
この工程でウミケムシさんにはさよならいたします。

以前ご報告した土管内の卵のようなものですがライブロックの裏にも
付着していました。未だ正体不明です。

かわいそうですがスベさんの殻もお掃除させていただきます。

ケンクボ水槽のバクテリアは強く、ちょっとの水道水では死滅しないと思われるので
フィルターもざっと汚れを取ります。
外部フィルターはストレーナースポンジの効果がでておりあまり汚れていませんでした。
上部フィルターもさっと流します。バクテリアの損失を最低限にするため
フィルター自体はごしごし洗ったりはしません。

ヒーターやパワーヘッド、置物などごしごし洗ってから水槽内に入れます。
底砂の厚さは7センチから2センチに戻しました。嫌気層よりも有機物の除去に
重みを置いた設計とします。嫌気域は土管の下やライブロックの下に期待です。
抜いた水を入れると約2/3ほどの水量はありました。こぼれた飼育水と底砂の分で
結果的に1/3ほどの換水となります。

バクトフードSPを用いてペットボトル内で培養しているバクテリアを
50ccほど添加します。培養しているのは嫌気性バクテリアですが
好気環境であれば硝化作用をもたらすので失ったバクテリアの補充に有効なはずです。

丸洗いの作業は3時間弱(^_^;)慣れているので手際よくできました(^^)
設置後2時間。濁りもだいぶ取れてきました。

この時点での硝酸塩値はなんとゼロ!
有機物をすべて取り除いた効果ですね♪
今後は嫌気域が無い状態でのバクトフードSPの利用について試みます。
ちなみにビタミン入りカルキ抜きとジクラウォーター、マリンフォーミュラーを添加です。

今後の水槽の状態が楽しみです♪
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